コードを学ぶ (3) シュッテ「小さなプレリュード」より(「新版 オルガン・ピアノの本 3」に収録)

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今、「新版 オルガン・ピアノの本 3」の後半の曲を練習中なのですが、その中に「小さなプレリュード」(シュッテ)という曲があるんですね。

和音の構成音を1音ずつ、上から下に順番に弾いていく曲で、以前やった「ヤマハピアノライブラリー 初歩のピアノ練習曲集1」の29番(分散和音の交互奏)に似ています。(その時の記事はこちら

はい、私の苦手なタイプのやつです(苦笑)。全然覚えられない!

でも、いつまでも苦手と言ってはいられない

そこで今日は、「曲の中に出てくる和音を理解すれば少しはまともになるんじゃないか?」という期待を胸に、和音を1つ1つ丁寧に見ていくことにしました!

各小節の最低音を見てみる

例えば、この曲の最初の8小節は

  1. Am(ラ・ド・ミ),
  2. Dm/A(ラ・レ・ファ),
  3. G(ソ・シ・レ),
  4. C/G(ソ・ド・ミ),
  5. F(ファ・ラ・ド),
  6. Dm/F(ファ・ラ・レ),
  7. E(ミ・ソ♯・シ),
  8. Am/E(ミ・ラ・ド)

となってます。

各小節の最低音を見ていくと……おお!「ラ・ラ・ソ・ソ・ファ・ファ・ミ・ミ」で同じ音が2回繰り返されている。

そして、「ラ→ソ→ファ→ミ」で階段のように1音ずつ下がっていってる

よし、少しだけ、コードの動きが見えてきたぞ!

和音の形を見てみる

次に、和音のポジションを2小節ごとに見ていくと、

  • 1小節目が「ルート」、2小節目は「第2転回形」。
  • 3小節目が「ルート」、4小節目は「第2転回形」。
  • 5小節目が「ルート」、6小節目は「第1転回形」。
  • 7小節目が「ルート」、8小節目は「第2転回形」。

5-6小節目が「ルート→第1」になる以外は、「ルート→第2」の流れ。

なるほど、「起・承・転・結」みたいな?

3セット目にちょっとひねりを入れてくる感じなのね?

……と、アレコレ考えていたら、最初よりはだいぶこの曲に親しみを持てた気がします

まあ、親しみを持てたからって弾けるかどうかは別の話なんですけどねw

それでも、「よく分からないなぁ」で済ませるよりはマシだろうと信じて、練習に戻りまーす!

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