私のピアノの練習の進め方 – 1曲をじっくりやるかどうか

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さて、私のスケールの練習は随分サクサクと進んでいるように見えますが、これには理由があります。

どんどん先に進める理由

私がどんどん前に進める理由……

それはズバリ、「私の中のクリア基準が低い」から!(笑)

もし仮に、ピアノレッスンに通っている方が「100点中80点以上の演奏で先生から合格をもらえる」としたら……。

私は多分、40点くらいしか取れてないのに「クリア」っていうことにして、どんどん次に進んでいるんですね。

復習ありきで

で、ある程度まで行ったらまた戻ってきます。

完全に復習ありきです。

復習した後には60点くらいになってるかな?という感じ。

そしてまた次のステージに進んで、また戻って来て、復習して、その頃にはやっと80点に届いているかも知れない。

最初からそのつもりで進めています。

バイエルをやっていた時

バイエルの時もそうでした。

実際、楽譜も全く読めない楽器経験ゼロの初心者がたったの5ヵ月でバイエルの1番から106番までを全部やるなんて、ピアノスクールに通っていたらありえない速さのはず……(笑)

そうです、講師の方に聴かせて「合格がもらえるレベルの演奏じゃない」からできたことです。

で、一通りバイエルをやった後に、3ヵ月かけてバイエル2周目をやって、やっと「何割かの曲はレッスンに通っていたとしても合格がもらえるかもしれない」というレベルだろうと思います。

つまり、大半の曲は「まだまだ」なんですよね……。



1曲をじっくりやるかどうか

「1曲1曲をじっくりやってから次に進んでいれば、いちいち復習に時間をかける必要はないのかも知れないし、そう考えると私のやっていることは時間の無駄なのでは……?」

とも思います、正直。

ただ、あくまでも私の性格的には、「1曲1曲にはさほど時間をかけず、ある程度のところまではどんどん進んで、また戻ってくる」という進め方が合ってるみたいです♪

同じ曲ばかりやろうとすると、すぐに飽きちゃうし。

前に進んでいる感じがしなくて、モチベーションが下がっちゃうし。

あと、「なぜこの曲の練習が必要なのか」が分からないままだとダラダラやっちゃうタイプなので……(苦笑)。

「練習する意味」が分かってからやる練習

そんな中、自分の実力より上の曲をやってみると、「新しい視点」が持てるのが良い!!

そのおかげで、それまで「つまらない」と思っていた曲にも「あ~、これはこういう意図がある曲だったのか」「これをしっかり練習することで〇〇に役立つんだなぁ」というような発見があって……。

そして戻ってきた時には、それまで私の意識の中で「つまらない曲」だったものが「基礎を固めるのに必要な練習曲」にランクアップしていたりして、復習が捗るわけです!

その曲を練習する意味が分かってからやる練習は、そうでない練習より断然効率が良い!と、個人的には思っています。

撃沈しないと分からない

で、この「練習する意味」なんてものは、人から教えられて「うん、わかった!!」ってなるものじゃないんですよね、残念ながら……。

自分で自分の実力より上のものに挑戦してみて、撃沈して、自分の力のなさを思い知ってからでないと分からない部分が大きかったりして。

なので、私は撃沈経験を積むためにどんどん先に進んでいるといっても過言ではないですねw

それでも、そのおかげで基礎の復習が捗るなら、まぁ良いかって感じです。

そして、ちゃんと基礎の復習はします!

復習をせず、基礎が軟弱なまま先に進み続けたら後から絶対に苦労するから。

そしていつか、撃沈した曲に必ずリベンジしますよー!

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