2オクターブのスケールとアルペジオ(6) 変ニ・変イ・変ホ長調

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こちらの記事のつづきです!

2オクターブのスケールとアルペジオ(5) 変ト長調と変ホ短調

今回は変ニ長調(♭5つ)、変イ長調(♭4つ)、変ホ長調(♭3つ)を練習していきます。

ついにアルペジオの指づかいが激変します……!

変ニ・変イ・変ホ長調のスケールの指づかい

この3調の2オクターブのスケールは、左手の指づかいは全て同じです。

左手は「3, 2, 1, 4, 3, 2, 1, 3, 2, 1, 4, 3, 2, 1, 2」と上がって、下りてくる。

右手は、

  • 変ニ長調→「2, 3, 1, 2, 3, 4, 1, 2, 3, 1, 2, 3, 4, 1,2」
  • 変イ長調→「2, 3, 1, 2, 3, 1, 2, 3, 4, 1, 2, 3, 1, 2, 3」
  • 変ホ長調→「2, 1, 2, 3, 4, 1, 2, 3, 1, 2, 3, 4, 1, 2, 3」

赤い「1」は全て「ファ」で、緑の「1」は全て「ド」。

「ファ」と「ド」を「1(親指)」で弾くということだけ覚えておけばいいので、割と簡単です♪

変ニ・変イ・変ホ長調のスケールを弾いてみた感想

前回やった変ト長調と比べたら、すっごいラク―!!!

♭が1つ無いだけで、この違い!!

「ド♭」(≒シ)がいかにパニック要因だったかが分かりますね!!!

しかも今回は長調のみを集めたので、とてもスムーズに練習が進みました。いえーい!!

中でも、変ニ長調(♭5つ)が一番簡単だったなー。黒鍵全押しだから分かりやすかった。

変イ長調(♭4つ)、変ホ長調(♭3つ)、と♭の数が減っていくほど「あっ、ここ白鍵か!」って間違いやすかったですね。

それでも、全体的にはかなり楽でした!!

変ニ・変イ・変ホ長調のアルペジオの指づかい

はい、この勢いでアルペジオも行ってみましょう!!

この3調のアルペジオは、すべて同じ指づかいです。

右手は「2, 1, 2, 4, 1, 2, 4」と上がって、下がってくる。

左手は「2, 1, 4, 2, 1, 4, 2」と上がって、下がってくる。

1オクターブの時は相当苦労した「人差し指が親指を越えた状態から始まるアルペジオ」、さて2オクターブはどんな感じなのか……?

変ニ・変イ・変ホ長調のアルペジオを弾いてみた感想

うん、何というか、意外と弾きやすいかもしれない

これも多分、変ト長調をやった後だからそう思うんでしょうね(笑)

黒鍵ばかりで「次はどこを弾けばいいんだ!?」ってパニックになっていたのと比べたら、

「黒鍵、白鍵、黒鍵、黒鍵、……」と、途中に白鍵が入ることでリズムを作れて良い!

手首も自然と上下できて、柔らかく?使えているような気がします♪

そして、2オクターブのアルペジオはまだミスも多いですが、1オクターブの方はだいぶ余裕が出てきました

この「人差し指が親指を越えた状態から始まるアルペジオ」、初めて弾いた時は本当に苦労したなあ……。

いやー、慣れるもんですね!!

次回はラスボス

というわけで、変ニ・変イ・変ホ長調はひとまず終了です。

次は、個人的にスケール・アルペジオ練習の大ボスだと思っている3調に挑みます!

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