2オクターブのスケールとアルペジオ、今回からは黒鍵から始まる調にチャレンジしていきます!
引き続き、テキストはこちら↓
まずは、変ト長調と変ホ短調の「♭多すぎコンビ」からスタートです!
右手は、「2,3,4,1,2,3,1,2,3,4,1,2,3,1,2」と上がって、下りてくる。
左手は、「4,3,2,1,3,2,1,4,3,2,1,3,2,1,2」と上がって、下りてくる。
最後が2(人差し指)で終わるあたり、今までの調とは全然違う!
右手は「2,1,2,3,4,1,2,3,1,2,3,4,1,2,3」と上がって、下りてくる。
左手は「2,1,4,3,2,1,3,2,1,4,3,2,1,3,2」と上がって、下りてくる。
右手の人差し指が最初から親指を越えた状態で弾き始めるのが、「黒鍵から始まる調」ならではですよね~!
さて、そんな2調のスケールを練習し始めて最初に思ったことは……。
やっぱり、「ド♭」(弾くのは「シ」のキー)が曲者!!
以前1オクターブのスケールを練習してた時は、実はどの調を弾いても頭の中では「ドレミファソラシ…」って言ってたんです。
でも「このままじゃダメだ!」と思って、2オクターブの練習を始めて以降は、ト長調なら「ソラシドレ……」、ホ長調なら「ミファソラシ……」って呟くようにしてて。
ようやく「ド」以外から始まるスケールを言いなれてきたところにコレですよ!
「ド♭」(≒シ)!!
何にも考えない方が間違えずに弾きやすい……。
黒鍵は全部弾くっていうのも覚えやすいし……。
でも、これは「シ」ではなく「ド♭」だということは意識しなければいけない!
そんなこんなで最初はミスタッチしまくりでしたが、今ではだいぶ改善されてきました。
ただ、その影響で、「ファ」を弾くときに「ミ」を弾いてしまうことが増えてしまったので(「シ」「ド」と「ミ」「ファ」は、「間に黒鍵がない2つの白鍵」という点が同じなんですよね)、まだまだ気は抜けませんが……。
まあ、ひとまず良しとします!
右手は「1, 2, 3, 1, 2, 3, 5」で上がって、下りてくる。
左手は「5, 3, 2, 1, 3, 2, 1」で上がって、下りてくる。
ニ長調やイ長調と同じですね。
右手は「1, 2, 3, 1, 2, 3, 5」で上がって、下りてくる。
左手は「5, 4, 2, 1, 3, 2, 1」で上がって、下りてくる。
こちらはハ長調やト長調と同じです。
この2調はどちらも♭が6つもあってややこしいけれど、アルペジオの指づかいは分かりやすくて助かる~!
実はこの2調のアルペジオ、1オクターブの時はとても弾きやすかったんです。
ところが2オクターブになった途端に急に弾きにくくなった!!
というのも、この2調のアルペジオは弾くのが黒鍵のみなんですね。
だから1オクターブの時は弾きやすかったんですけども、2オクターブになったらそれが混乱の元になってしまって。。。
白鍵、黒鍵、白鍵、白鍵、……というような変化がなくて、
黒鍵、黒鍵、黒鍵、黒鍵、……。
「次はどの黒鍵を弾くのか?」が分からなくなるんですよ~(泣)!!
「ソ♭、シ♭、レ♭、ソ♭、シ♭、レ♭、……」って音名を声に出しても分からなくなる。
確か白鍵オンリーだったハ長調とイ短調の時もそうでした……。
まあ、でも、これも少しずつ慣れてきて、やっと正しく弾ける率が70%を超えたかな、というところです。
まだ1周目だし、今はこれで良しとする!!
次からは、ついにアルペジオの指づかいが大きく変わる調に挑戦します。
「8月中には残りの調も一通り終わらせる」を目標に、頑張ります!!