ブルクミュラーもちょこちょこ続けています!
テキストは引き続きこちら↓
今回はその3曲目、「牧歌」について書いていきますね!
まずはイメージトレーニングから!
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)によると、音楽における「パルトラル(Pastorale)」には2つの意味があり、その2つ目が
(2)南イタリアの羊飼いの音楽に由来する6/8あるいは12/8拍子の器楽曲。バッグパイプを思わせる持続低音のうえに、のどかな牧歌的雰囲気を感じさせる旋律が響く。J・S・バッハ『クリスマス・オラトリオ』第二部冒頭のシンフォニア、ヘンデル『メサイア』の器楽間奏曲シンフォニア・パストラーレなど、とくにクリスマスと結び付いた作品が多い。
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
だそうです。確かに、このブルクミュラーの「牧歌」も6/8拍子だ!
他にも色々な定義を読んだんですが、面白かったのは「世界大百科事典」内の記述。
「すなわち牧歌文学とは,けっして作者の目に映る現実を表すものではなく,その現実を裏返した陰画であった」
ははあ~!なるほど~!
現代で言うと多分、「都会の生活に疲れた人が田舎暮らしに憧れてる感じ」ですね!
まあ、田舎暮らしには田舎暮らしの大変さがあるんですけど、多分そこは見えてなくて、「自然豊かな暮らし」が過剰に美化され、理想化されてるんだろうなー。
目の前の現実に疲れて、自然に癒しを求めてしまうんだよね……。
私も昔は大都会に住んでいて、今は田舎に住んでいるから分かる……分かるよ……。
つまり牧歌とは、「現実逃避願望から生まれた理想的なスローライフの妄想を詰め込んだ曲」なのではないか!?
よしっ、イメージ湧いた!早速弾いて……。
……すみません、イメトレが長くなってしまったので実際に弾いてみた感想は次回に続きますw