紙の楽譜をデータ化する方法(後編)- スキャナーでスキャン&保存(ScanSnap, PK-213)

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こちらの記事の続きです↓

紙の楽譜をデータ化する方法(前編)- 菊倍判の楽譜を、A4スキャナー&断裁機で使えるようにする!

前回、なんとかA4サイズに整えることができた楽譜たち。

今回は、それらをデータ化していきます!

今回使用するのは、こちらのスキャナーです↓

富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600
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スキャナー専用機のスキャン速度

さて、前回断裁機でA4サイズにカットした楽譜および音楽に関する本たち↓

スキャナーの原稿差込口にも、キッチリおさまります!

あとは、「Scan」ボタンを押せば↓

最大40枚/分のスピードでスキャンされていきます!

両面&カラーの読み取りでこの速さを出せるのは、さすが専用機……!!

そして、あっという間にパソコンに転送されるデータ↓

ん?

「16ページ(9枚)」ってあるけど何で?

9枚で両面読み取りなら18枚では?

と一瞬思いましたが、何も書かれていない白紙のページは自動で削除されるようになっているんです。賢い!!

(あ、もちろん、白紙のページを残すようにも設定できますよ♪)



スキャナー専用機の弱点

そうそう、賢いと言えば、このスキャナーは自動で原稿内の文字を認識してタイトルや日付をつけたり、上下を調整したりもできます。

ただ、「文字らしい文字がない原稿」の上下調整は苦手らしく、楽譜もこの通り↓

拡大すると、↓

左側のページは上下が逆になってます(笑)

こうやって勝手に逆さまに「調整」してしまうことが結構あるので、楽譜やイラストをスキャンするときは「自動で上下を判定する」設定はオフにしておいた方が良いかも知れません。

(ちなみに逆さまになってしまったページは、付属のPDF編集ソフトを使えばすぐに回転・修正ができますよ!)



スキャンした楽譜のデータサイズは?

ところで、

  • 画質:スーパーファイン(カラー)、300dpi
  • 圧縮レベル:中

という条件で81ページ分の楽譜をスキャンしたところ、そのデータサイズは

PDFで44メガバイトくらいになりました。

その中の任意の1ページを画像ファイルとして出力してみると、

  • 幅:2,449ピクセル
  • 高さ:3,433ピクセル
  • 解像度:300dpi(水平・垂直ともに)

となり、データサイズは480キロバイト程度。

これくらいあれば、またA4の紙に印刷してみても、文字が潰れたりはしません!

データで良い楽譜はデータで保存、紙が良い楽譜は紙で保存

というわけで今回は、「データがあれば紙で保存しなくても良いな」と思った楽譜をどんどんスキャンして、データ化していきました。

そして基本的には、データ化が終わった紙の楽譜は手放しています。

……まあ、「データにもするし、紙でも残す」ものも結構あるんですが(笑)

とにかく、データで良い物はデータにして、手放せるものは手放す。

そして空いたスペースに、また新しい楽譜を入れていきます!!

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