スケール・アルペジオを弾いている時の波形を分析してみる

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スケール・アルペジオのクオリティを上げるため、自分が演奏したものを録音して聴いてみています!

……が。

ただ聴くだけでは、

「よく分からない」

「まあ……良いんじゃない?」

くらいの感想しか出てこない……orz

まあ、仕方ないんですよね~、私の耳はまだ「細かい違いの分かる耳」ではないし(笑)

うーん、じゃあ、どうしよう。

自らの演奏を、自らの「耳」に頼ることなく、客観的に分析することはできないものか?

と考えて、今回は自分の演奏の「波形を見てみる」ことにしました!

アルペジオを弾いた時の波形

それがこちら↓

これは、私がロ短調の2オクターブ分のアルペジオをできるだけ弱く両手で弾いた時の波形です。

これだけだとよく分からないので、ちょっと加工して……。

等間隔に白線を弾いてみました!あと、その時に弾いている音も書き足しておきました。

音を出すのが遅れる理由は?

この白線と、私が音を出したところを比べてみると……↓

「ファ#1」から「シ2」に行くとき(①)に、音を出すのが遅れているのが分かりますね。あと、「レ3」から「シ4」に行くとき(②)も、少し音を出すのが遅れているみたいです。

そしてこれと、左右の手の指づかいを関連づけてみると、

私が音を出し遅れているのは、右手が指くぐりをするところ(①)と、左手が指くぐりをするところ(②)なんです。

つまり、指くぐりをするときの動きが少し遅い!ということ。

なるほど~。

「弾きながら」聴いても、「録音して」聴いても、分からなかったことが、こうやって「見て」みると分かってきますね!

音が大きくなりがちなのは?

さらに、もう一つ。

右手の親指で押す音が大きくなりがち!

あと、「ファ#2」と「ファ#3」も大きいかな……これは中指ですね。

そっか〜、「なんとなく弱く弾いているだけ」だと、それぞれの指の強さが反映されてしまって、音の大きさは均一にはならないんだなあ……。

反省。

当面の課題

というわけで、今後アルペジオやスケールの練習をする時は、特に「指くぐり」動作のスピードアップを意識していきたいと思います。

そして、音量を揃える練習をすること!

親指や中指のように強い指で弾いても、小指のように弱い指で弾いても、同じ音量を出せるような力の入れ方を身につけていきたい!

まずはこの2つが当面の課題になりそうです。頑張ります!

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