さて、バイエルの総復習と並行して、1オクターブのスケール&カデンツの練習中です♪
前回やったのは、ハ長調と同じ指使いの10調でした。
そして今回やるのは、
- ヘ長調(F Major)
- ヘ短調(F minor)
- ロ長調(B Major)
- ロ短調(B minor)
ハ長調とは違うけれど、同主調(ヘ長調&ヘ短調、ロ長調&ロ短調)ごとに同じ指使いをする、という4調です!
ヘ長調の指使い
ヘ長調は、右手が「親指、人差し指、中指、薬指、(指くぐり)、親指、人差し指、中指、薬指」と上がっていく指使い。
「親指が薬指をくぐる」パターンですね。
個人的には、上行するときの指くぐりは問題ない。
でも、下行するときの指越えが苦手……!!
薬指の俊敏性に難があるのか、親指を越えていく動きがぎこちないんですよね。
まずはこの動きに慣れないとな~。
ちなみに……実は、バイエルの100番がヘ長調の曲で、まさにこの苦手な下行(薬指の親指越え)があるんです……。
だから100番でアレグロはキツイ!!(←まだ言ってる)
ヘ短調の指使い
ヘ長調と指使いが同じヘ短調の方も、基本的には下行が苦手です。
ただ、それよりも右手で和声的短音階の第7音、第8音を弾くときの指を間違えやすいのが問題!
押す音は間違えないけど、使う指を間違えてしまう。
もう少し詳しく言うと、右手で弾くヘ短調の和声的短音階の第5音から第8音は、本当は
「ド(親指)、レ♭(人差し指)、ミ(中指)、ファ(薬指)」なのに、
「ド(親指)、レ♭(人差し指)、ミ(薬指)、ファ(小指)」って弾いてしまうんです。
「レ♭」と「ミ」の間が「全音+半音」という広めの間隔で、しかも片方が黒鍵、次が白鍵って段差があるせいかなあ……。
それとも、あと2音残っている時点で指が3本(中指、薬指、小指)も残っているから間違えやすいのかな。
いや、両方かな?
と、いろいろ頭で原因と対策を考えつつ、数をこなして指に覚えさせているところです。
ロ長調とロ短調の指使い
ロ長調とロ短調では、右手ではなく左手に「親指が薬指をくぐる」「薬指が親指を越える」が登場します。
右手の時と比べると、左手の薬指が親指を越えていくのは結構スムーズ。特に違和感がない!
和声的短音階の第7音、第8音を弾く指を間違えることもありません。
というか、指使い的にあと2音残っている時点で指も2本しか残っていないので、そこまでが合っていれば最後も間違えないっていうだけですが……w
次回からは♭の数が大幅増
とまあ、こんな感じで、「ロ長調&ロ短調」の方が「ヘ長調&ヘ短調」より弾きやすかったです。
これで、1オクターブのスケール練習も14調まで到達!
来月からは、調号の♭が5個も6個もついているヤツに挑戦します!