家の電子ピアノ(Roland HP702)には、「ピアノデザイナー」という機能があります。
取扱説明書によると、「ピアノデザイナー」を使えば
弦やペダルの共鳴音、ハンマーが弦を叩く音など、グランドピアノのさまざまな音の要素を調節することができます。
だそうです。
というわけで、最近はいろいろ調節して「自分好みの音」を探しています!
大屋根
まず最初の項目は、「大屋根」。
グランドピアノの大屋根の開き具合を調節します。画面上のピアノの大屋根が閉じていくほど、柔らかい音になります。また画面上のピアノの大屋根が開いていくほど明るい音になります。
へー、「柔らかい音」や「明るい音」に……。
って、分からんw
そもそも、「柔らかい音」とか「明るい音」とかって、どういう音のことを言っているのかサッパリ分からないんですけど!!!(そんなレベルなの!笑)
最大 vs 最小で聴き比べ
仕方がないので、大屋根の開き具合をMAXにした時と、ゼロにした時で聴き比べてみると……。
あー、オッケー、オッケー!
これなら何とか分かります!!
なるほど、こういう音を「明るい音」っていうんですね。カコーン!スコーン!みたいな、ハッキリした音。
対して、「柔らかい音」は、こもったような音。というか、実際にこもってるのかな?大屋根を閉じているわけだから。
ちなみに、個人的には明るめの音の方が好みだったので、明るさMAXより2段階くらい下の数値に設定しました。
さすがに明るさMAXだと、何だか味わいが足りない気がして(笑)ちょっと下げちゃいました。
キーオフノイズ・ハンマーノイズ
さて次の項目は、「キーオフノイズ」と「ハンマーノイズ」です。
- 「キーオフノイズ」は、「鍵盤を離したときに鳴る、アクション・ノイズ」
- 「ハンマーノイズ」は、「ハンマーが弦を叩く音」
とのこと。
ははあ~、なるほど、アコースティック・ピアノだと、そういうノイズがあるんですね。
キーオフノイズ
「キーオフノイズ」の数値を上げて弾いてみると、指を離したときに「ギシ、ギシ」という感じの音がするようになりました。
「あれ、これは結構古いピアノなのかな?」という雰囲気です。
これはこれで楽しめるけど、今は特にビンテージ感を求めていないので、かなり低めの数値に設定することに。
ハンマーノイズ
これは正直、数値を上げても下げても何が違うのか分かりませんでした……。
もっと大きな音を出したら聞こえるのかな~。
とりあえず、初期設定のままにしておきます。
ハンマーレスポンス
お次は、「ハンマーレスポンス」。鍵盤を弾いてからピアノ音がなるまでの時間を調整できるそうです。
これは、私の耳にも分かりやすかったー!
このハンマーレスポンスの値を上げると、ゆっくり鍵盤を押した時に、音が少し遅れて聞こえるんですよ。
アコースティックピアノの場合は、
- ゆっくり鍵盤を押すと
- ゆっくりハンマーが上がって
- ハンマーが弦を叩くまで少し時間がかかる
ってことですよね。それを再現している、と。
これは中間くらいの値に設定しました。
ハンマーレスポンスの設定が変わると、まるで鍵盤自体の感触が変わったような気がするから不思議!!
好みの音を探して
と、今日はここまでにしておきます。
でも、まだまだたくさんあるんですよ~!
特に、「共鳴(レゾナンス)」系の項目が5種類もあるんです。
これ、それぞれの設定を変えたところで何がどう変わるのか分からず……(悲)、色々と弾き方を変えながら、耳を澄まして研究中です。
こうやって、少しずつ好みの音を作っていけたら良いな。
そして、そのうち「曲によって音を変える」なんてこともしてみたい!
あ、ちなみに、家の電子ピアノはコレです↓
Roland HP702 DRS