ピアノを上手く弾けるようになりたい理由と、それに合う練習方法

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YouTubeで「しらスタ【歌唱力向上委員会】」というチャンネルをやっている「おしら」さんという方をご存じでしょうか?

  • ハイテンション&オネエ口調で歌唱指導をやっているプロのボイストレーナーで
  • チャンネル登録者数120万人超え(2021年2月)で
  • オリラジの藤森さんなど有名タレントとのコラボ多数

という方でして、歌うのも好きな私はおしらさんの動画をよく見てるんですけども、その中で

「あ~、これはピアノの練習にも同じことが言えるな~

と思う内容のものがいくつかあるんです。

やっぱり歌もピアノも音楽ということで、共通するものがあるんですよね。

上手くなりたい理由は人によって違う

ということで、今日はその中の1つを紹介させてください♪

【ボイトレ診断】間違えてない?歌唱スタイル別の正しい練習方法【しらスタ】

動画の内容は、簡単に言うと

「歌が上手くなりたい理由は人によって違う。自分の目的が何なのかを見定めて、それに合わせた練習をしていこう

というもの。

歌が上手くなりたい人の3タイプ

歌が上手くなりたいという人が目指しているところとして、動画の中では

  • カラオケスター
  • ステージシンガー
  • お風呂の歌姫

の3つを挙げています。

カラオケスター

「カラオケスター」は、カラオケとかで友人や同僚たちに「上手だね」と言われたい人。他人に認められたい、注目されたい、でも歌でお金を稼ぎたいとまでは思ってない人。

ステージシンガー

「ステージシンガー」は、歌で他の人を感動させて、それに対してお金をもらいたい人。つまりプロのシンガー。

お風呂の歌姫

「お風呂の歌姫」は、他人に聴いてもらうことは前提としておらず、自分が好きな曲を上手に気持ちよく歌いたい人。

おしらさんはこれらのタイプ別に、やるべき練習について話してました。

※ちなみに、これらのタイプはずっと固定というわけではなく、時とともに変化することがあるそうです。

例えば、最初は他人に聴かせようなんて思っていなかったけれど、だんだん人前で歌いたい!って気持ちが膨らむ人もいるし、逆に最初は他人に聴いてもらいたいと思っていたけれど、だんだんと他人の評価を気にすることに疲れてきちゃう人もいるとか。



私がピアノを練習する理由

で……。

これってピアノをやっている人にも当てはまる部分があるな、と思うんですよ。

大人になってからピアノの練習をするって言うと「今から始めたってプロのピアニストになんかなれないのに」とか言う人もいるんじゃないかなーと思うんですけど、

歌が上手くなりたいと思う人がみんなプロのシンガーを目指しているわけではないのと同じで、ピアノを上手く弾けるようになりたいと思う人がみんなプロのピアニストを目指しているわけではないですよね??

時々発表会とかで演奏して誰かに「すてき!」って言われたい気持ちはあるけれどもピアノでお金を稼ぐことまでは目指してないっていう人もいるだろうし、

誰かに聴かせるつもりもないけれど自分の好きな曲を気持ちよく弾けるようになりたい、っていう人もいるだろうし。

ちなみに、私は歌もピアノも完全に「お風呂の歌姫」タイプですw 自分が好きな曲を自分の満足のいくように弾きたい、という気持ちが強くて。誰かに聴かせるつもりがない、どころか「できれば聴かせたくない」くらいの勢いなので、発表会とかコンテストとかにも興味がない。

多分、私がピアノ教室に通わない理由の半分くらいはコレだと思います(あとは費用とか時間とか距離とかetc.)

お風呂の歌姫タイプが抱えやすい問題

で、動画の話に戻りますと、歌が上手くなりたいと思う人の中で「お風呂の歌姫」タイプの人は結構多いらしいですよ。他人に聴かせることを前提としてない人達。

「お風呂の歌姫」タイプの特徴

ただ、個人的に面白いなと思ったのは、

この「お風呂の歌姫」タイプの人たちは、他人の評価を気にしなくていいから求めるレベルが低いかというと、そうではない

ということ。

自分が好きなアーティストと同じレベルで歌いたいと思うから、その「好きなアーティスト」のレベルが高ければ高いほどその人の目指すところも高くなる

つまり、自分で自分のハードルを上げがちなんですね。

自分で自分のハードルを上げた結果

これは分かる~!私もかなりそういう所があるもの。

自分で思い描いちゃってる「理想」が先にあるんですよ。それに届いてない時点で、「こんなんじゃダメだ」って思っちゃうんです。

仮に他人が「上手に弾けてるよ」とか言ってくれても、自分がイマイチだと感じたら「いや、これじゃダメだ」って落ち込んでしまう。

他人に認めてほしくて弾いているわけじゃないから、逆に他人に褒められても全然響かない。なんなら、「私がイマイチだと思っているものを褒めてくるなんて、この人とは合わないんだなぁ」くらいに思っちゃう(ホント、可愛げのない奴ですね笑)

まだ耳が肥えていないメリット(?)

ただ、まあ、ピアノに関して言えば、私はまだクラシック音楽も良く知らないし耳が肥えていないので、「目指しているところ」自体が低くて助かっているかも知れません。

「自分の現在地」と「目指すところ」の距離がそんなに離れていない(もしくはどれだけ距離があるのかすら分かっていないw)から、そこそこ満足できているし、うまく弾けなくてもそんなに落ち込まない。

でももし、私がクラシックピアノに詳しくて、好きなアーティストがバッハとかショパンとかリストとかだったら……。それで、そのレベルの曲を弾けるようになりたいと願ったら……。

ハードル高っ!

ハードルが高すぎて心が折れそうだし、そもそもピアノを始めようとすら思ってないかも。。。

「お風呂の歌姫」タイプの私の結論

という自分の性格と思考回路を考慮して、私は今はまだ耳を肥やし過ぎない方が良いという結論に行きつきました(笑)

ピアノの演奏は初級~初中級、せいぜい中級くらいの演奏に耳を慣らして、まずは「これくらいなら頑張れば弾けそう!」というところを目指して練習を続けようと思います。

さて、私の場合はこんな感じでしたが、皆さんのピアノを上手く弾けるようになりたい理由と、それに合う練習方法は何でしょうか?(^^)

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