こちらの曲集を弾いてみた感想を書いています↓
きらきらピアノ こどものピアノ名曲集(1)バイエル初級~中級程度
前回までの記事はこちら↓
「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の難易度と全曲の感想(1)
「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の難易度と全曲の感想(2)
ついに今回がラストです!
「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の全曲の感想(3)
残ったのはどれもバイエルにはない感じの曲でした。
それゆえ最初は難しかったけれど、弾けるようになると世界が広がる感覚があって楽しかったー!
では、感想を書いていきますね♪
28. ワルツ
臨時記号が良い仕事をする曲。この曲は結構好き!
29. おほしさまのおひるね
これはどちらかというとポリフォニー……かな?
短いけど、ちょっと難しかった。
30. ガボット
これも良いー!
9小節目か10小節目(アウフタクトがあるので良く分からない)の左手の伴奏がエモーショナル。
感情が乗ってAマイナーセブンスを弾く手に力が入っちゃう!(伴奏だからあまり強く弾いちゃダメかな笑)
31. ハイドンの主題による変奏曲より [ブラームス作曲]
3-5小節目の左手の「ソ、ソ♯、ラ、ソ♮、ファ、ファ♯、ソ」の流れが好き。
指が三角形を描きながら左に移動していくのも面白いし、音も右手のメロディと相まってとても心地よい響き!
32. 家路 [ドヴォルザーク作曲]
6小節目から8小節目の左手の和音の流れが良い!
このあたりで臨時記号による音の変化の魅力に気が付く。
33. びっくりシンフォニー [ハイドン作曲]
これは前半が難しかった……!
右手にスタッカートが多いのもあるし、左手がただの伴奏じゃないっていうのもあるし、多分この曲集の中で1番練習をした曲。
34. 野ばらによせて [マクダウェル作曲]
ト長調で調号は#1つ。
これは左手が重音伴奏なので弾きやすかった。
そしてこれも臨時記号が良い仕事をする~!
35. わかれの曲 [ショパン作曲]
はじめてのショパンー!!
もちろん超がつくほどの初級アレンジですが、それでもやっぱり難しかった!
基本的に右手がメロディ、左手が伴奏という分かりやすい形のはずなのに、その2つの動き出すタイミングが8分音符1つ分ずれていて、まるで被りのあるカノンみたいな難しさでした。
しかも「片手からもう片方の手にメロディが受け継がれる」という私の苦手分野もあったし。
でもある程度弾けるようになると、「良い曲だな~」と思って弾くのが楽しくなりました。
ショパン良いですね!
「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の全曲を弾いてみた感想
この本の「はじめに」には、こんなことが書かれていました。
「きらきらピアノ」は、シンプルな響きやおしゃれな響き、外国の民謡、オーケストラ曲など、様々な響きに幅広く出会うことで、「柔軟な耳」と「感じる心」を育てたいという思いが込められた曲集です。
「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集1」より
そんな編者の「思い」の通りに、様々な響きに出会えて楽しかったです!おかげで、臨時記号への苦手意識もかなり和らいできました(笑)
というわけで、「きらきらピアノ」シリーズの他の巻もやってみようかなと思っています。
うーん、でも「新版 オルガン・ピアノ」の他の巻もやってみたいし……。
あー、やりたい曲集が多すぎて時間が足りない!幸せ!