「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の難易度と全曲の感想(1) 【ピアノの教材・曲集/導入~基礎前半レベル】

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今度はこちらの曲集を弾いてみましたー。


きらきらピアノ こどものピアノ名曲集(1)バイエル初級~中級程度


今までにやってきた「こどものバイエル ミッキーといっしょ レパートリー2」や「新版 オルガン・ピアノの本 2」と比べると、全体的に難易度が上がっています……!

「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の難易度

バイエルレベル

初級~中級程度

バイエルって70番まで臨時記号も調号も出てこないんですけど、この曲集は「もしバイエルの20番から69番くらいまでの曲に臨時記号と調号が普通についていたら、これくらいだったかも」という感じの難易度です。

PTNAのステップ

導入3、基礎1、基礎2、基礎3。

実際のところ、この曲集自体はPTNAのステップに入っていないのですが、同シリーズで同レベルとされる「きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ 1」がこれくらいの評価になっています。

さて、もっと具体的に見ていくと……。

登場する音符

全音符から8分音符がメイン。16分音符も後半に少し出てきます。

臨時記号・調号

臨時記号は、前半は出てこない曲が大半です。後半は曲の長さの割には多めに出てくる印象。調号は「♯」「♭」ともに1つまで。

譜表・加線

ト音記号だけのものも、大譜表も、両方でてきます。加線はト音記号の上下に1本ずつ。ヘ音記号の上下にも1本ずつ。

指や手の動き

指越え、指くぐり、腕交差あり。指も手も動きます。大半の曲は1-2音程度の動きが主ですが、1曲で4オクターブほど使うものも収載されています。

曲数・1曲の長さ

全35曲。1曲の長さは短いもので8小節、長いもので25小節。全体としては16小節くらいのものが多いです。



「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1」の全曲の感想(1)

さて、それでは曲ごとの感想を書いていきますね~!

1. だいすきなパン

両手ともに「1, 2, 3」の指しか使わず、位置も固定という「ザ・導入レベル」の曲。これは初見でも問題なし!

2. はじめての曲 [カバレフスキー作曲]

最後の1音に、早くも手の交差が登場!!

それ以外は5指固定でも弾けるけれど、わざわざ手を少し移動するように指番号が振ってあるのは、オリジナルの指示なのかな?

3. おおきなたいこ

わずかな指の位置の移動と、前曲に続き最後の音に手の交差、あと臨時記号もあります。

ここで既に、真ん中の「ド」より1オクターブ下の「ド」よりさらに低い音が登場

うう、このあたりの音域は、まだパッと見で何の音か分からないんだよな~~(焦)。

4. おひさまにむかって

この曲にも手の交差があります。しかも最後の音だけでなく、メロディの半ばにあるから、難易度がアップ!

手の交差に苦手意識のある私には、この2番から4番は良い練習になりました。

5. おはなし

わ~~すっごい弾きやすい!5指固定でバイエルの10番台くらいにありそう!!

6. おさんぽ

これも簡単!短い!初見でも大丈夫!

7. 森のおんがくかい

重音が登場。とても弾きやすい。

8. おいかけっこ [ブレスラウアー作曲]

右手のメロディを左手のメロディがおいかける、カノン風の曲。これも簡単♪

9. ちょうちょう

うん、これも大丈夫。

10. よろこびのうた [ベートーヴェン作曲]

臨時記号+「右手が弾いていたメロディーを左手が受け継ぐ」という私の苦手なパターンがある11-12小節は練習を要したけれど、それ以外は躓くことなく弾けました。

こんな簡単アレンジでも弾けたら嬉しくなるような名曲ですね!!

さて、今日はここまで♪

今日のまとめ

2番から4番まで3連続で手の交差が出てきて、初っ端から私の苦手分野を狙い撃ちされた感じがします(笑)

まあ、今の私の苦手分野っていうのは結局、「バイエルにあまり出てこなかったから練習量が足りていない分野」なんですよね。

なので、こうやって色々な曲集をやることで、足りていない部分を補っていけたら良いなと思います!

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