ブルクミュラー25の練習曲(8) 「優美 (La gracieuse)」その1 イメージトレーニング

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ブルクミュラーの8曲目です!

テキストは引き続き、こちらを使用しています↓

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今回も、ブルクミュラー恒例のイメージトレーニングからやっていきたいと思います!

「優美 (La gracieuse)」のイメージトレーニング

まず、テキストにはこう書かれています。

あなたの知っている優美な人はだれ?その人を思いうかべて弾いてみましょう。

「優美」な人……うーん……。

私の頭の中に浮かんだのは、ピアニストの「かてぃん」こと角野隼人さんが、宇多田ヒカルさんの「One Last Kiss」を弾いている動画です。

こちら↓

音も優美だし、雰囲気も優美だし、手の動きも優美……!!

もちろん、スタインウェイのグランドピアノも!



「優美さ」はどこからくる?

その他にも、「優美な人」「優美なもの」「優美な空間」……とアレコレ考えていて思ったのは、

私は結構、極められた「技」に優美さを感じるなーということ。

アーティストでもアスリートでも職人さんでも、本当にすごい人たちの「技」ってみんな優美じゃありませんか?

鍛錬に鍛錬を重ねた結果、もはや一般人には「その努力の痕跡すら認識できない」レベルに到達してしまっている。

血の滲むような努力の匂いもしない。

押しつぶされそうな苦悩の影すら見えない。

あまりにもスムーズで軽やかで、私のような一般人は錯覚させられるんですよ、

「簡単そう!」

「あれなら私にもできそう!」

って。

そんな風に、何も知らない人達を錯覚させてしまうほどに磨き上げられた「技」

私はそこに、「優美さ」を感じて止みません……!



じゃあ、どうすれば「優美」に弾ける?

で、本題。ブルクミュラーの「優美」ですね。

これをどのように弾けば優美な感じが出るのか?

上記の内容をふまえて考えると……。

うーん、

ひたすら練習するしかない。

「結局それ??」っていう感じが否めませんが(笑)、結局それなんですよね~。もう、仕方がない。

練習に練習を重ねて、「練習しました感」が出ないくらい軽やかに、滑らかに弾けるようになる

そうすれば、多少は優美さが出せるはず!

優美な演奏、優美な人、優美な人生。

すべては鍛錬の先にある。

「優美さ」への近道など、存在しないのだ……!

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