ブルクミュラー25の練習曲(1)「素直な心 (La candeur)」その1 イメージトレーニング

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導入~基礎レベルの曲集だけでなく、ブルクミュラーも少しずつ始めています!

使用しているテキストはこちら↓

新 こどものブルクミュラー 25の練習曲 表現力がぐんぐん育つ!はじめてのイメージトレーニング
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一応、「そろそろ大人用のテキストにしようかな?」とも思っていろいろ見比べたんですが……。

やっぱり子供用の方が音符が大きいし、小節の幅も広くて見やすいんですよね。

解説も易しいし、フォントも見やすいし。

そして……挿絵が可愛い!!

これ、個人的にはかなり重要なんです!

イメージトレーニングにも挑戦!

このテキストの副題は、「表現力がぐんぐん育つ!はじめてのイメージトレーニング」。

この副題が示す通り、このテキストではそれぞれの曲に「この曲はどういうイメージで弾いたら良いか」を考えさせる問いかけや写真が用意されています。

ただ楽譜の通りに弾くだけでなく、曲のイメージを膨らませる、そしてそれを伝えられる演奏をするための練習ができるんですね。

最初は「なんか面倒くさいなー」と思ったけど(笑)、大事なことだと思うので真面目にやってみます。

というわけで、1曲目の「素直な心(La candeur)」から!



「素直な心(La candeur)」のイメージトレーニング

この曲に関しては、以下のような質問が用意されています:

「あなたのまわりにいる、素直な心の人はだれ?」

「あなたが素直になれる人はだれ?」

「やさしくひいたり、強くひいたり……どんな音でひいたら素直にきこえるでしょう?」

新 こどものブルクミュラー 25の練習曲 表現力がぐんぐん育つ!はじめてのイメージトレーニング」より

うーん……素直な心の人、ねぇ……。

私が最も「素直」だと思うもの

うーん、本当に個人的なイメージで言えば、一番素直だなと思うのは人ではなく機械です

とにかくプログラムされたとおりに動く。

そして、プログラムされていないことはしない

こういう状況の時は、こういう反応を。

こういう条件の時は、こういう動きを。

有能な人がプログラムすれば軽快に動き、そうではない場合は動作が重くなる。

良くも悪くも、プログラムされたとおりに、教えられたとおりに。

それが私が思う「素直」ですね。

どういう風に弾けば素直に聴こえる?

なので、どういう風に弾けば素直にきこえるかって考えたら、

楽譜の通りに弾く」。これに尽きると思います。

音の長さを守る!

「p」って書いてあったら弱く!

「pp」って書いてあったらもっと弱く!

音の粒を揃えて!

テンポをビシッと合わせて!

勝手に休符を無視しない!

勝手にリピート記号を無視しない!

勝手にアレンジしない!!

……。

うん、だからね、難しいんですよ、「素直」って

まず前提として、要求されたことを理解し、かつ実行できる能力がなきゃいけない。

それでいて、勝手に自分好みにアレンジしようとしない自制心がないといけない。

多くの人間には……そもそも「素直」は無理だと思いませんか……。

イメトレってこれで良いの?

えっと、ちょっと待ってw

これは曲を弾くためのイメージトレーニングとしてはどうなんだろう、何か違う気がするw

まあでも良いか、これが私の考える「素直」だし、体裁を繕ったら「素直」じゃないし。

というわけで、これは「素直」という曲なのでね!

いや、そういう曲じゃなくても楽譜至上主義といわれるクラシックでは常にね!

まずは楽譜通りに弾けるように練習します!!

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