楽器経験ゼロ、ピアノ経験ゼロの初心者によるバイエル練習の記録です!
バイエル67番から71番までの難易度
ピティナ(PTNA/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のピアノ・ステップでは、バイエル67番から71番までは「基礎2」に分類されています。
ピティナのステップ | 参考テキスト |
導入1 | バイエル7-17番 オルガン・ピアノの本1 |
導入2 | バイエル18-28番 オルガン・ピアノの本1 |
導入3 | バイエル29-40番 オルガン・ピアノの本2 |
基礎1 | バイエル45-60番 オルガン・ピアノの本2 |
基礎2 | バイエル61-71番 オルガン・ピアノの本3 |
基礎3 | バイエル72-79番 オルガン・ピアノの本3 |
基礎4 | バイエル80-90番 オルガン・ピアノの本4 ブルグミュラー25の練習曲 |
基礎5 | バイエル91-106番 オルガン・ピアノの本4 |
応用1、応用2 | ブルグミュラー25の練習曲 |
… | … |
つまり、全23段階あるステップの5段目ということですね。
バイエルでは、71番までが「基礎2」レベルとなります!
バイエル67番から71番までの、曲ごとの感想
バイエル67番
私が60番台で最も苦労した曲。
覚えるのは早かったんですよ……。
メロディも「おお!!ピアノ弾いてる!!!」っていう感じで……(←初級者感丸出しの語彙力)。
でも、この、「6度の音程」というやつ(「ミ」とその上の「ド」とか、「ファ」とその上の「レ」とか)を2つ同時に弾く「2重音」を、2重音のまま移動していくのが難しかった~!
例えば4-5小節目のコレ↓

右手が、
小指→ ミレドシレドド
親指→ ソファミレファミミ
のところ。
途中で親指か、小指か、もしくは両方が違う音を押しちゃうんですよね……。
全部6度の音程なんだから、
鍵盤を押す
→鍵盤1つ分平行移動する
→鍵盤を押す
っていうのを繰り返すだけなのに、
その平行移動の間に親指と小指の間が縮まったり、広がったり、指がピーンって伸びたり、第1関節がカクって曲がったりして、全然6度の音程を保てない!
4週間くらいほぼ毎日練習して(といっても最初の1週間以外の練習時間は1日につき5-10分ですけど)、やっと「あー、良い感じになったな」と思えました。
バイエル68番
いえーい簡単ー!!
6度の音程&8分音符がメインだった67番と比べたら、3度の音程&2分音符がメインの68番はとっても簡単!!
バイエル69番
68番の右手を左手を逆にしたような曲。問題なし!!
バイエル70番
これも3度の音程の練習。
2重音の2分音符がメインだった68番&69番と比べると、4分音符がメインになった分、多少、頭のCPUに負担がかかる気はする。
ただ、それよりも「ト長調」が初登場ということで、2重音を弾いてない左手がちゃんと「ファの#」を弾けるかということの方が練習を要するポイントだったかも?
バイエル71番
最後から2小節目の
右手が「レッ!レー↓ファ#ソーーー」ってなるところが弾きにくかったー。
- 力が入りにくい右手の小指で弾く「レ」にスタッカティッシモ
- 左手の2重音の移動
- 右手が低音の方へ移動した直後に弾くのは「ファ」のシャープ
1つずつは大したことなくても、これらがいっぺんにくるとプチパニックを起こしてしまう……(笑)
ちなみに70番の時は、この部分は
- 力が入りやすい左手の親指で弾く「レ」にスタッカティッシモ
- 左手が低音の方へ移動した直後に弾くのは普通の「レ」
でした。これだと大分楽なんですよねー。
バイエル67番から71番までの感想
手があちこちに動くようになったり、6度の音程が出てきたり、メロディが綺麗な曲があったり、苦戦もしたけど、
全体的に練習のしがいがあって楽しかったです!