私は「音符が大きくて見やすい」や「イラストがかわいい」などの理由で、子供用のピアノ教材を好んで使ってます。
でも実はこれ、大きな落とし穴があるんですよね。
それは、
「子供用の教材はレッスン中に講師からの指導を受けることを前提で作られているから、解説やアドバイスがとても少ない」
ということ。
これは大人のピアノ学習者には結構痛い落とし穴……というか、私みたいに独学でピアノを弾こうとしている大人には致命的w
「Adult Piano Adventures」シリーズ
というわけで今回、ちゃんと基礎から総合的に学べる大人向けのテキストを用意しました。
それがこちら↓
Adult Piano Adventures: All-in-one Lesson Book 1, a Comprehensive Piano Course
ピアノのレッスン、テクニック、理論、オンラインサポート、全て込みのオール・イン・ワン・コースです。
以前こちらの記事で紹介した洋楽のレパートリー曲集「Adult Piano Adventures Popular Book 2: Timeless Hits and Popular Favorites」の本元のテキストで、中身はオール英語!!
(ちなみに、このシリーズの子供用は全音楽譜出版社から日本語訳が出ています。→「ピアノアドベンチャー」シリーズ)
アメリカのピアノテキストを使うことにした理由
日本の出版社からも大人向けのテキストはたくさん出ているのに、何故わざわざアメリカの、それも英語のままのテキストを選んだのかというと、
- 海外のピアノ教育に興味があるから
以前、「バイエルを使っているのは日本だけ」とか、そういう話を聞いたことがあって、まあそれが事実かどうかは私には分からないんですけど、「実際に海外ではどんな風にピアノを教えているのかな?」と興味が湧いたんですよね。なので海外発のテキストを探してみました。
- 英語の勉強がしたいから
昔、数年だけアメリカに住んでいたことがあって、当時は洋書なんかも普通に読んでたんです。でも、かれこれ10数年、英語から離れて暮らしていて、英語力は落ちるばかり。なので、これを機に再び英語にも触れてみよう!と思い立って、「やり直しピアノ」ならぬ、「やり直し英語」を始めることにしました。
- 英語の音楽用語は英語で学んだ方が分かりやすそうだから
「ディー・メジャー」とか、「ディミニッシュ」とか、「オーグメント」とか、音楽を学ぼうと思ったら覚えなきゃいけない英単語が結構ありますよね。
こういうのを日本語で解説されると「???わからん??」ってなるんですけど、英語の文脈の中で説明されると「あー、そんな単純なことなんだ」って思えたりするんですよ。意外と。
英語圏の人間が作った用語なら、英語で学んだ方が理解しやすいかなーと思って、「英語で音楽用語を学ぶ」にチャレンジしてみることにしました!
そんなわけで、少しずつですが、上記のテキストを読み進めています。なかなか面白いですよー!
またそのうち中身の感想を書きますね♪