こちらの記事の続きです!
2オクターブのスケールとアルペジオ(6) 変ニ・変イ・変ホ長調
テキストは、引き続きこちら↓
NEW こどものスケール・アルペジオ
さあ今回は、
- 嬰ヘ短調(♯3つ)
- 嬰ハ短調(♯4つ)
- 嬰ト短調(♯5つ)
の3調をやっていきます。
この3調のスケールは、1オクターブの時にも相当苦労しました。
それが今回は2オクターブ!!
一応、まだ2調残っていますが(変ロ長調と変ロ短調)、個人的にはこの3調がラスボスです!!
気合入れていきます!!
嬰ヘ・ハ・ト短調の指づかい
この「嬰」がつく3短調は、和声的短音階と旋律的短音階で指づかいが違うんですよね。
しかも、旋律的短音階は行きと帰りでも指づかいが違う。
というわけで、今までは各調の指づかいを指番号で書いてたんですが、今回は面倒なので省きますw
嬰ヘ・ハ・ト短調のスケールを弾いてみた感想
この3調のスケールの難しさは、指づかいのバリエーションだけではないんです……。
- 嬰ヘ短調には「ミ♯」≒「ファ」が、
- 嬰ハ短調には「シ♯」≒「ド」が、そして
- 嬰ト短調には「ミ♯」≒「ファ」と、「ファ♯♯」≒「ソ」がダブルで(!)、
出てくるんですよ……!
例えば、嬰ト短調の旋律的短音階。
これの音名を声に出しながら弾くと、「ミ#」と言いながら「ファ」のキーを弾き、「ファ##」と言いながら「ソ」のキーを弾くという状態になります。
そして下行するときは、「ミ♯」ではなく「ミ」になって、「ファ##」ではなく「ファ#」になっている、という……。
も~、パニック要素を盛りすぎなんだってば~!!(笑)
おかげでこの3調は、他のグループの3倍くらいの時間がかかりました。
気が付けば、もう8月の下旬じゃないかw
嬰ヘ・ハ・ト短調のアルペジオの指づかいと、弾いてみた感想
スケールと比べると、アルペジオはかなり弾きやすかったです。
まず、指づかいは3調とも全て同じで、
- 右手が「2, 1, 2, 4, 1, 2, 4」と上がって、下がってくる。
- 左手は「2, 1, 4, 2, 1, 4, 2」と上がって、下がってくる。
そしてこれは、すでに練習した変ニ・イ・ホ長調と同じ!
相変わらず親指の移動に苦戦してますが、まあ、何とかなっています♪
残るは2調
という感じで、ひとまず!!嬰ヘ・ハ・ト短調は一区切りです。
残すは、あと2調!
うん、8月中になんとかできそうな気がしてきたー!