2オクターブのスケールとアルペジオ(7) 嬰ヘ短調、嬰ハ短調、嬰ト短調

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こちらの記事の続きです!

2オクターブのスケールとアルペジオ(6) 変ニ・変イ・変ホ長調

テキストは、引き続きこちら↓


NEW こどものスケール・アルペジオ


さあ今回は、

  • 嬰ヘ短調(♯3つ)
  • 嬰ハ短調(♯4つ)
  • 嬰ト短調(♯5つ)

の3調をやっていきます。

この3調のスケールは、1オクターブの時にも相当苦労しました。

それが今回は2オクターブ!!

一応、まだ2調残っていますが(変ロ長調と変ロ短調)、個人的にはこの3調がラスボスです!!

気合入れていきます!!

嬰ヘ・ハ・ト短調の指づかい

この「嬰」がつく3短調は、和声的短音階と旋律的短音階で指づかいが違うんですよね。

しかも、旋律的短音階は行きと帰りでも指づかいが違う

というわけで、今までは各調の指づかいを指番号で書いてたんですが、今回は面倒なので省きますw



嬰ヘ・ハ・ト短調のスケールを弾いてみた感想

この3調のスケールの難しさは、指づかいのバリエーションだけではないんです……。

  • 嬰ヘ短調には「ミ♯」≒「ファ」が、
  • 嬰ハ短調には「シ♯」≒「ド」が、そして
  • 嬰ト短調には「ミ♯」≒「ファ」と、「ファ♯♯」≒「ソ」がダブルで(!)、

出てくるんですよ……!

例えば、嬰ト短調の旋律的短音階。

これの音名を声に出しながら弾くと、「ミ#」と言いながら「ファ」のキーを弾き、「ファ##」と言いながら「ソ」のキーを弾くという状態になります。

そして下行するときは、「ミ♯」ではなく「ミ」になって、「ファ##」ではなく「ファ#」になっている、という……。

も~、パニック要素を盛りすぎなんだってば~!!(笑)

おかげでこの3調は、他のグループの3倍くらいの時間がかかりました

気が付けば、もう8月の下旬じゃないかw

嬰ヘ・ハ・ト短調のアルペジオの指づかいと、弾いてみた感想

スケールと比べると、アルペジオはかなり弾きやすかったです。

まず、指づかいは3調とも全て同じで、

  • 右手が「2, 1, 2, 4, 1, 2, 4」と上がって、下がってくる。
  • 左手は「2, 1, 4, 2, 1, 4, 2」と上がって、下がってくる。

そしてこれは、すでに練習した変ニ・イ・ホ長調と同じ!

相変わらず親指の移動に苦戦してますが、まあ、何とかなっています♪

残るは2調

という感じで、ひとまず!!嬰ヘ・ハ・ト短調は一区切りです。

残すは、あと2調!

うん、8月中になんとかできそうな気がしてきたー!

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